これはぼくが住民票の移動を忘れてて焦り散らかした話だ。みんなは気を付けようね！
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引っ越し【ひっこし】
ほにゃ活。脳内国語辞典から抜粋
とある場所からとある場所へと、住まいを移すこと。
いい住まいを見つけること以上に、いい不動産屋を見つけることが大切。
ぼくのオススメはアロックホームさん。ただし、名古屋近辺で引っ越す人に限る。
引っ越しは色々と大変である。
荷造り、それに伴う断捨離。引っ越し業者の手配に、ライフラインの契約。新しい住まい探しのための不動産屋選びに内見。
正直、引っ越し先が決まるまで全く余裕がない。普段から余裕なんてないのにもっとなくなっちゃう！あ～！買ってもいない宝くじ当たらないかなぁ！
不動産屋を４～５個回り、ようやく信頼のできる不動産屋を発見。そこからはトントン拍子で事が進み、無事入居。ただ入居してからも、アレがないコレがないとバタバタしては買いに行き、バタバタしては買いに行きと、忙しない毎日を送る。
必要なものが揃い、部屋のレイアウトも決まってきた。
そういえば、住民票を移してなかったな。もう名古屋に骨を埋める覚悟だし、手続きするか。
どれどれ･･･？
んん･･･？
あばっ！あばばばばばばばっ！！！
えっ！？あっ！？住民票ってそんなにスピーディに移さないとダメなの！？今何日経ってたっけ･･･！
落ち着け、落ち着け、、、冷静に数えてみたら過ぎてないかもしれないしな、うん。えーと、7月28日に名古屋市内に引っ越してきて、手続きに行ける日が8月26日..うん！29日経過するわ！
なんとか都合のついた８月26日。ぼくは急いで引っ越し前の住所の役所に向かった。この時のぼくは土下座も辞さないメンタリティ。いや、心の中のぼくは既に土下座していた。
役所に到着して、「転出届」を書いて待つこと20分。出てきたのは優しそうなおじいちゃん。ほっ、この人なら許してくれそう…
おじいちゃん「ほにゃ活。さんね、もう14日過ぎてるね。14日過ぎちゃうと、マイナンバーカードが失効しちゃうから。次からは気を付けようね」
救いがない…
気を落としたまま、地元の役所でもらった転出届を手に名古屋市の区役所へと向かった。「転入届」を記入し、窓口に提出する。今度案内してくれるのは、白いシャツが眩しい20代に見えるお姉さん。ふん！どうせさっきのおじいちゃんみたいにぼくのことを許してくれないんだろ！
お姉さん「えーと、引っ越ししてから14日が経過してますので、マイナンバーカードは失効となります。改めて発行するのに1,000円かかりますが、よろしいですか？」
ほら見ろ許してくれない！
当然であるが、おじいちゃんもお姉さんも一切悪くない。単純に引っ越してすぐに届けを出さなかったぼくが100：０で悪い。脳内でデヴィ夫人が「アナタが悪いんじゃないのバカなのかしら？」とディスってくる。ヤバいよヤバいよ～～。
マイナンバーカードの失効処理があるとのことで待たされること数分。お姉さんが戻って来る。
お姉さん「もう一度確認させていただきたいのですが、7月28日に引っ越して来られたんですよね？」
ぼく「？？？ はい、そうです」
お姉さん「えーと、14日経過してしまうとマイナンバーカードが失効してしまうんです」
ぼく「そうみたいですね」
お姉さん「そうなんです。なので、、、記憶違いで、実は8月に引っ越してきたということはありませんか？」
ぼく「？？？」
お姉さん「もし、8月12日以降に引っ越してきていたのなら、マイナンバーカードは失効しませんが、どうですか？」
お姉さん！！！
察しの悪いぼくでもようやく分かった。
引っ越してきた日付と言うのは原則自己申告。マイナンバーカードを失効させないためにも、ぼくの嘘を飲み込んでくれると言うのだ。
ぼく「あ、そういえば８月に引っ越してきた気がします。８月12日に引っ越してきました」
お姉さん「ふふっ。そうなんですね。では、書類の日付は改めまして…はい、これでマイナンバーカードはそのままお使いいただけます」
惚れてまうやろーーー！！！
この柔軟な対応！優しい笑み！令和のアグネス・チャンやーーー！！！
お姉さんの機転と優しさにより、ぼくはマイナンバーカードを失効せずに済んだ。ただ、これはあくまで例外。みなさんは引っ越しが決まったら、転居の２週間前から当日までの間に地元の役所に「転出届」、引っ越してから２週間以内に引っ越した先の役所に「転入届」を提出してほしい。
なんかほにゃ活。の気風にそぐわぬ真面目な締めくくりになってしまったな。「明日晴れるかな」と「ワキガバレるアナ」って韻踏めるよね。
